「エドガー・アラン・ポー」ストーリー②

エドガー・アラン・ポー第2幕のストーリー
超ネタバレ、個人的解釈入りですが、書いていきますよ


第2幕もクリスウォルドの語りから始まります。
ポーとバージニアの結婚から5年が経ちますが、
ポーはいまだに新作をかけずに生活も苦しく、
それでも作家の仕事にしがみついています。
バージニアの病状は悪化、別の仕事をしようという叔母にも、
自分の仕事は作家だと言って、譲りません。

そばにいるのに、心がそばにいないポーに
バージニアは、あなたは私を愛していないと言います。
ポーはどうしたら自分の愛を信じてくれるのかと問うと、
私のために詩を読んでくれたらと答えるバージニア。
バージニアのために詩を読むポーの腕の中で
バージニアは静かに息を引き取ります。

妻を失った悲しみと新しい作品を作り出さないどん底で
ポーはまたお酒におぼれていきます。
そんなポーのもとを訪ねてきたクリスウォルドは、
ポーの作品に理解があるふりをして、
ポーの作品の管理を自分に委託するように説得します。
気持が弱くなっていたポーはその申し出を受けますが、
クリスウォルドは手のひらを返し、
ポーの作品を世の中から締め出します。

全てを失い自暴自棄になったポーの前に
かつての恋人、エルマイラが現れます。
エルマイラは情けないポーの姿をみて、
もう一度立ち上がるようにポーを励まします。
目が死んでいたポーでしたが、輝いていた時間を思い出し、
エルマイラともう一度やり直すと約束をします。

エドガーアランポー

一方でクリスウォルドは聴衆を集め、
ポーの作品を悪魔の作品と断罪し、作り話を吹聴し、
聴衆たちは、まんまと騙されてしまいます。
思い通りの展開にほくそ笑むクリスウォルドの前に、
以前のような目の輝きを取り戻したポーが現れます。
そんなポーの姿に動揺したクリスウォルドは
人を雇って、ポーに暴行し、酒を飲ませクスリを打ち、
意識が朦朧とするポーを街中に捨て置きます。

意識がはっきりしない中でポーは死んだオンマに会います。
オンママに抱き付いて、その歌声にすがるポーでしたが、
オンマに促され、切ないながらも笑みを浮かべ、この世を去ります。

ポーの死後、クリスウォルドはその作品を締め出し、
聖職者として、自分は正しいと熱く歌います。
ポーのお墓の前で涙を見せるエルマイラ
そこに魂となって表れるバージニアの歌声が重なります。

赤いマントから白いマントへと変わったポーが舞台の
大きな翼の後ろから姿を見せます。
そこには本当の意味で自由になったポーの姿がありました。
舞台中央で歌い上げるポーの周りには、
ポーの人生に関わった人々が見守るように見つめます。
その人々に気づき、周りを1周見渡したポー。
最後は「永遠」を歌い上げて幕は下りる。。。


バージニアを失ったポーを見て泣けたし、
エルマイラとの再会にも泣けたし、
聴衆を欺くクリスウォルドには腹が立つし、
ポーの死という悲しい結末を迎えた時にも泣けたし。
悪者が勝つなんて展開でいいのかと思ったけど、
最後にポーが「永遠」を歌うことで、少し救われる気持ちになります。
あのまま、ポーが死んで終わってたら、
何度も見に行かなかったかもしれません。

悲しく不幸な人生をたどったポーですが、
それゆえに、その作品に多くの人がひきつけられるのかもしれません。
エドガー・アラン・ポー」は来年、再演があると言われています。
ドンワンが出るかどうかはわかりませんが、
今の主要キャストが全員変わるという事はないかなと思うので、
また見る機会があったら、ぜひ行きたいと思います


さらんはぬん Dongwan
スポンサーサイト
[ 2016/09/04 14:36 ] エドガー・アラン・ポー | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://dongwan1121.blog69.fc2.com/tb.php/6437-77628e1a